2019/08/21

キャラクターグッズのデザイン

Facebook、Instagram、Twitterなどでをメインに発信していて、気がつくと4年間もブログの更新をしていませんでした。

最近思うのですが、デザイナーには、はじめに「つくりたい」と思う気持ちが必要であると、、、

確かに、作ったものが社会に与える影響は考える必要があります。有用か不要か?を考えることはとても大切です。
そう考えると、キャラクターグッズはデザインの対象になるのか?長く疑問でした。

そんな私が、愛犬レオンが虹の橋に行ったことがきっかけとなり、今まで描いたことのなかったイラストを描き出したのが昨年末でした。

そのイラストを基にして、ピンバッチを作ろうと思い立ち、久しぶりにイラレを使い始めると、これが楽しい、面白いのです。

結果として、ピンバッチ、缶バッチ、バンダナ、ミニタオル、トートバック、マグカップ、Tシャツ、スマホケース、などなどを作って、保護犬支援のためのグッズ販売を始めていました。




2015/09/15

椅子のデザインについて思うこと

島崎信著『美しい椅子』より

日本でもよく知られているY chairをデザインしたウェグナー、彼の転機となったのが中国明代の圏椅をリサイズすることから生まれたChinese chair、「当時のウェグナーは自分が規範とすべきデザインの礎を探し求めている」

ウェグナーは、明代の椅子を真似たが、そこから学び、笠木に着目して独自性を加えていき、The chairを生み出し、その展開からY chairが生まれました。

椅子は、こうしてデザイナーが先人に学ぶことから、人々に愛され歴史に残るデザインを生んできました。

大切なことは、それを隠していないことです。そして、人々がそれを理解して評価していることです。だから、グッドデザインとして世界中で評価されています。

『美しい椅子』は、シリーズ化されている文庫本です。椅子のデザインに興味を持っている学生には、読んで欲しい本です。写真も美しく、著者の椅子のデザインに対する思いも伝わってきます。



2015/05/06

Apple Watch 報告

ヘルスケア用途

おはようございます。
運動嫌いの私としては、年とともに健康管理は、美味しいものを食べるために欠かせません。


使い勝手も良いかな!
でも、どれだけ正確なのでしょうか?

机で作業していて、立ち上がるように声かけしてくれる!少々おせっかいかも?



2015/02/13

私的神話その6・アルファチューブの造形

1980年代にテレビのデザイン開発に関わっていた人は、「テレビは近いうちに一枚の板になり、壁掛けになる」と感じ、考えていたと思います。

技術的には、やっと3インチのカラー液晶パネルが開発され、工場では歩留まりとの戦いをしていました。開発者たちは「液晶パネルで14インチ以上は不可能」と断言していましたが、30年経って現在の状況です。何れは紙のようになり、空間に映像を結ぶでしょう。

1980年代に戻ると、テレビの造形はブラウン管に依存していました。あのガラスの塊を包むことでテレビは製品として存在していました。

テレビの主役は画面です。ですからテレビが生まれて以来、デザイナーは前面からのデザインに注力していました。背面、バックカバーをデザインすることはほとんどなく、コストも掛けられない状況でした。

アルファチューブは、「床置き」をコンセプトにしました。壁を背にして置かないため、背面も含めて全体の造形がデザイン対象になります。

と言うか、前面は画面だけで良いから造形する必要はないと考えました(実際には必要でしたが)。

そこで、普段であれば前面からのスケッチを何十枚と描くところを、アルファチューブでは、メンバーの合意で背面から見たスケッチのみで造形検討を進めたのです。


2014/11/23

私的神話その5・Pプロジェクト成功の秘訣

打倒ソニー・プロフィールのデザインプロジェクトは、唐突に始まったのですが、後に私自身がマネジメントをする立場になって考えると、当時の所長以下プロジェクトスタートを受け入れた各室長にとっては、大きな決断であったと思います。

プロフィールが発売されたことで、経営幹部からの突き上げも半端ではなかったと思われます。現業から5名もデザイナーを抜いてプロジェクトをスタートさせることは、企画、技術、工場、営業から見れば、「デザインはいい気なもんだ・・・」ぐらいに受け取られかねません。

しかし、現場レベルで、周辺部署がそんな感じに受け止めなかったのは、プロジェクトチームリーダーの人間性であったと思います。仕事は人間がするものですから、進めるためには理屈以上に人間関係が重要であると教えられました。

そういう意味では、リーダー以下全員がテレビのデザインを日常業務としており、パーソナリティとして関連部署との関係が良い人間ばかりだったのかもしれません。

デザインは、アイデアを生んだら、それを実現するプロセスを進める必要があります。そのためには、技術の協力は不可欠です。と言うか、技術にその気になってもらわない限り製品化できないのです。

このプロジェクトから「アルファ・チューブ」が生まれたのは、技術の力があったからです。あの造形を製品にするには、製品の機構設計、金型設計、そして工場のラインもそれまでのやり方を変えなければならなかったからです。

私たちは、スタートから技術メンバーを巻き込んでプロジェクトをスタートさせました。そして、彼らの共感を得るために活動していったのです。


2014/11/14

私的神話その4・Pプロジェクト始動

1984年11月、打倒プロフィールのデザインプロジェクトチームは5名でスタートしました。60名ぐらいのデザイン組織から5名を現業のデザイン開発から外すことには抵抗もあったと思います。当然、5名には抱えている進行中のデザイン開発もあった訳ですが、退路を断つ意味で、それらには関わるな!との指示でした。言い訳のできない状況に置かれたわけです。

プロジェクトチームの部屋もデザイン室とは別の部屋が用意され、集まった5名はブレストをはじめました。それぞれ、テレビのデザイン開発に日々関わっていながら持っていた思いを交換する中で、それほど時間の経たないうちに、「テレビとはブラウン管だ!」「技術からブラウン管を借りてこよう・・・」ということになりました。

当時、市販されているテレビの最大画面サイズは28インチでしたが、ちょうど29インチの非球面フラット画面のブラウン管が開発中でした。

プロジェクトルームに持ち込んだブラウン管をフロアに置いたとき、みんなの抱いた感覚は、「美しい」ということでした。毎日のようにテレビのデザインを考えいながら、製品の画面としてのブラウン管は日常的に見ていながら、裸の状態でブラウン管を見る機会はそんなになかったのです。

そして、床に置いたブラウン管に対面するかたちで私が床に座ってテレビを観ている姿をとったところ、全員から「それだよ」との声が出たのです。

デザインコンセプトが決まり、後は「床に置いたブラウン管」を如何にして造形し、製品にするかでした。



2014/11/04

私的神話その3・打倒プロフィールプロジェクト発足

1984年の秋、当時の松下電器テレビデザイン部門には60人以上のデザイナーがいました。デザインの必要性は担当する製品の市場規模に相関します。それだけ重要な製品だったのです。

まだ、ブラウン管の時代でしたから今よりは造形に関わるデザイン要素は多くありました。ニューメディアも騒がれていましたし、インテリアの要素として、小物雑貨として、車載機器として、様々なデザイン提案がされていました。

生活提案は、今のユーザーエクスペリエンスデザイン以上に活発な活動でした。日本全体が元気だったのかもしれません。

今は全てがスマホで完結していますが、1980年代は、AV機器のデザインが元気でした。ソニーがヘッドホンステレオでウォークマンを発売し、ラジカセは様々なデザインがひしめき、ピュアオーディオも元気でした。それに加えてビデオデッキ、ビデオムービーとユーザーが欲しくなる商品が次々に出てきていました。

当時、テレビのデザインを担当するデザイナーとして目指していたのは、プロフィールを超えるデザインをすることでした。ソニー以外の会社で働くテレビ担当のデザイナーは同じ考えであったと思います。ソニー内でも同様だったかもしれません。

そんな時に、デザインセンター所長が、打倒プロフィールのプロジェクトをスタートさせたのです。期間は3ヶ月、その間はライン業務から外れて活動をする。方法は問わない。と言うものでした。

そして、翌年商品化されたのが、アルファチューブでした。


雑誌『popeye』1985年11月号にメンバーが紹介される

2014/10/19

私的神話その2・SONY プロフィール

デザインには、神話的な誕生秘話がつきものです。

井上円了が「歴史はその時つくられる」と言ったように、実際にあったことでも後々受け取った人が心地ようように変容するものです。

SONYプロフィールについては、いろんな書籍、雑誌等でSONY発信としても語られていますが、そのほとんどは、1982年発行の『SONY Boilerhouse project 図録』の内容が初出のようです。

そこには、盛田氏から黒木氏へ、以下のようなメモが渡されたとあります。1978年のクリスマスのことだとなっています。

「黒木君へ
計画書は
従来のVideo Disc, ・・・・etcまで
飛躍しているが
それ以前に
TVを各種サイズモニター 各種Tuner Amp Speaker の組合せとし
次第に、TVをCompo化する方向へもって行ったら?
System Compoとして、特約店の意思でどの値段にもなし得る様にする」

1982年、テレビのデザインをはじめたばかりの私は、この内容を読んで、ただただ「凄いな・・・」と、「デザイン開発にはドラマがある・・・」と、憧れたものです。

そして、当時の給料からすると無理をして、16インチのプロフィールKX-16HF1を購入しました。テレビのメーカーに勤めている社員が他社の商品を買うのは如何なものか?との声も聞こえてきましたが、私としては、目指すべき目標を身近に置きたかったからです。

16インチのプロフィールは、私の風呂もない安アパートには不釣り合いに輝いていました。


『SONY Boilerhouse project 図録』1982より

2014/10/13

私的神話その1・SONY プロフィール

 1980年3月、松下電器に入社して1年間の長い研修期間を終え、やっとテレビ本部デザインセンターに配属が決まり、さあデザインができると意気込んでいた頃です。

 1980年代にデザインに関わっていた人、特にテレビ受像機のデザインに関わっていた人にとって、衝撃的な出来事が起きました。

 「PROFEEL」の発売です。

 多くの人は、「profile」だと思ったことでしょう。しかし、すぐに「プロのフィーリング」であると知って、ソニーらしいな、やられた、、、ソニーデザインが輝いていました。

 3月4日、5日、6日の新聞広告では、デザインの造形コンセプトを「ブラウン管だけお売りしたい」、デザインのバリエーションが可能であることを「変貌できればいつまでも新鮮だし飽きてしまうこともない」、そしてモニターであることを「いろんな機器と自由な組合せができたらとても便利だ」とアピールしました。

 その後の各社のデザインの動きは、「PROFEEL」に習えとばかりにモニタースタイルに舵がとられました。「PROFEEL」は異端ではなく、次の主流になると誰もが感じたからです。

 テレビ受像機のデザイン変遷を辿ってみると、「PROFEEL」は突然変異的に出てきたのではなく、またソニーだからできたのではなく、生まれるべくして生まれたと思われます。

(つづく)






2014/07/19

自然観察からデザインを学ぶ

一ヶ月近く前から、MOLESKINEの小さなスケッチブックに、毎日、自然観察絵日記をつけています。

何気ない日常の風景の中にも、いろんな気づきがあります。

自然物、人工物に関わらず、用途、機能への疑問や気づきを色と形に結びつけて見る。大切なことだなと再認識しています。

最近流行りのデザイン○○と言った言葉ばかりに振り回されず、たまには、スケッチブックと睨めっこするのも良いかもしれません。

デザインを学ぶ学生は、是非、自然だけでなく人工物も含めて、日常の気づきを記録しては如何でしょうか。





2014/07/18

食はコミュニケーション

随分と間が空いてしまいましたが、愛情を込めて焼き上げたパンの結果方向です。
 
久しぶりに再会する友人に食べてもらうために作ったパンです。
喜んでもらえたものと思います。
 
食は話題のきっかけづくりになります。どんな気持ちで作ったか、どんなざ材料を選んだか?なぜ?その材料にしたか?つくるプロセスは?・・・上手くいったこと、いかなかったこと、・・・それらが全て一緒になって友人の口に入るとき、コミュニケーションがスタートするように思います。

 


2014/06/07

料理はデザイン

デザインは、企画計画し、準備して、実行し、成果を味わうものです。

それって、正に料理そのものではないでしょうか。特に、お客さんをもてなす時には、何を好んで食べてくれるか、真剣に考えるものです。どんな場にだすのか?だれにだすのか?そのためには情報収集が欠かせません。

食べていただく方の好みが分かれば、素直に好物を作ることも大切ですが、いい意味で裏切る行為も必要です。今までに食べたことのないものを提供することが、喜びにつながることは多々あります。もちろん、美味しくなければダメですが。

次に、どのようにして提供するかです。いくら美味しくても、提供される場、器、一緒にテーブルを囲む人が誰であるかで、受け取られる価値は変わります。

そして、何よりも、愛情を込めて作ることです。誰が作ったか、どのようにして作ったか、分からないようなものに感動はしません。

と言うことで、今日は久しぶりに会う友達のために、朝からパンを作りました。大量生産ではなく手作りですから、インダストリアルデザインというよりはクラフトデザインかな。

結果については、次回報告します。
 

2014/05/06

スマイルのデザイン

84になる母を郷里の山口から呼んで、はとバスで東京見物をしてきました。バスが動き出して、可愛いガイドさんが話し出したときに持っていたマイクは、なんと20年近く前に私がデザインしたものでした。
 
メーカーの社内デザイナーとして、30年間製品デザイン開発に関わってきました。担当した分野はテレビ、カーオディオ、携帯電話などのAV、情報通信機器だったために、デザインしたほとんどの製品は既に市場にはなく、使われていないと思っていました。技術進歩の激しい分野の製品では仕方のないことですが、寂しいことです。
 
今回見つけたデザインは、バス用マイクとしてデザインしたものです。派手な商品ではなかったので、デザインしたことも忘れていました。しかも、前機種のマイナーチェンジでした。デザインの依頼内容は、音質を良くするためのデザイン変更で、背面(実はお客様に向くので正面)に、マイクの音抜きのための穴とフック用のビス穴を開けるというものでした。ブランドも変更したと思います。
 
背面の穴には一定の面積が必要で、位置も影響しました。どうしてもバランスの良くない所に穴が必要となり、もめたのですが、上手くレイアウトしてスマイル顔にしました。
 
華やかなコンセプトもなく、みんなが驚くようなアイデアでもないのですが、デザインには改善によって良くなるものがたくさんあります。
 
メーカーの社内デザイナーだからこそできるリデザインを、今も多くのデザイナーが日々行っています。改善のデザインの積み重ねこそロングライフのデザインを実現します。
 

 



 

2014/04/14

iPhoneとAndroid




私の周りにいる友人知人には、iPhoneを使用している方が多く、しかも高い評価をする方が多い。私もそのグループの一員です。スマートフォンの時代になって、G3、G4、G5と、ずっとiPhoneを使用してきました。SE社のAndroidを2台目端末として使用した時期もありましたが、「やっぱり、アップル、iPhoneの方が使いやすい」という結論になってきました。

そして、先日、冷やかしで入ったイーモバイルのお店で、NEXUS5を触ったことから「結構、使えるかも」と思い、今日、購入してメールの設定やアプリの設定を終えました。

まだまだ、これから使い込んで行くのですが、iPhoneが使いやすさを継承しているのに対して、NEXUS5は使いやすさを改善させてきていると感じるところがあります。

そうして、本体のデザインを見ると、造形の完成度も低くはない。これからのスマホのデザインがどうなって行くのか、楽しみです。


2014/04/07

「かわいい」のプロポーション

最近「かわいい」は、おじさんに対しても使われるので、意味範囲が広がっているのでしょうが、本来は「赤ちゃんはかわいい」と言ったように使われるべきでしょう。
 
赤ちゃんがかわいいのは、生存のために身を守る手段であり、かわいく見えるのはそのプロポーションが大きな要因であると思います。大人は八頭身美人と言われますが、八頭身の赤ちゃんがいたとしたら、かわいいとは言えないでしょう。
 
若い頃、会社でのデザイン造形研修でコーヒーミルをデザインする上で「かわいい」イメージを出したいと思い、プロポーションについて研究したことがあります。
 
どんなにかっこいいスポーツカーでもチョロQにすると「かわいい」デザインになります。正義の味方ウルトラマンも三頭身にすると、ご覧のとうりです。
 
デザインする上で、プロポーションは重要な造形要素です。
 
 
 
最近、おじさんが「かわいい」と言われるのは、年とともに頭でっかちになり、お腹が出てくるからかもしれません????

2014/03/31

ホンダN360とN1

エイドリアン・フォーティは、工業製品を「欲望のオブジェ」と呼びました。その最たるものが自動車です。乗っている自動車は、その人の生き方、ライフスタイルを表すものです。その背景には、育ってきた過程での記憶、憧れがあり、現在の社会的地位の生き様があります。

1967(昭和42)年の初夏、造船の仕上師(エンジンの分解組立職人)をしていた父が、ボーナスを頭金にして大喜びで買ってきたのがホンダN360でした。一生一台の買い物だったと思います。自動車が大衆にも手の出るものになった時代でした。

N360の「N」は、「一説に「乗り物(Norimono)」の略とされ、当時の社長本田宗一郎が、ミニマム・トランスポーテーションとしての普及を目的としたことによるネーミングとされている(wikipedia)」と言われています。N1の広告にも、その考えが反映されています。

2012(平成24)年11月、N360から45年経って発売されたのがホンダN1です。デザインコンセプトはN360と同じに、現在できることを実現したところが素晴らしいです。ホンダファンにとっては、「ホンダらしい」と喜んだことと思います。誰がN360を生んで、だれがN1として甦らせたのかを、意匠登録から見てみました。

N360は、意匠登録290139で1966(昭和41)年7月25日に出願されています。デザイナーの名前は、宮智英之助です。N1は、意匠登録1446086で2011年10月31日に出願されています。デザイナーの名前は、蔦森大介です。両名ともお会いしたことはありませんが、敬意を表します。

良いデザインは、復刻ではなく甦らせることで時代を超えて評価されるものになります。

 


2014/03/24

ボトルには栓が必要

日本でもワインが日常的に飲まれるようになってきました。私もその一人です。産地やブランドに拘らなければ、1000円程度で十分美味しいワインがいただけます。

ワインと言えば「コルク」、先日テレビ番組にコルクの木からワインの栓を製造している場面を見ました。最近ではコルクの木も貴重なので、使用済みのコルクの栓を回収して粉砕し、成形して再利用しているようです。

また、コルクではなくスクリューの栓も多く見かけるようになりました。コルクは記号であり、機能ではなくなったからでしょう。しかし、栓がなければ溢れてしまいます。

ワインだけでなく、ボトルには栓が必要な場合がほとんどですから、いろんな栓があります。ペットボトルのプラスチックの栓で、回して開けても落ちない(ボトルに残ったリング状の成形に付いた状態で開く)ものを以前紹介しました。

今回見つけたのは、発泡酒用の栓です。

シャンパンを開けるのに失敗した人は多いのではないでしょうか。小心者の私は開けるのが怖いのですが、この栓であれば安心です。

栓の下側にミシン目が入っており、これを引き裂き、回すとガスが抜けて栓が途中まで上がります。その後は簡単に抜けます。とっても簡単、安全です。

まだまだ、解決すべき課題はあって、解決のためのアイデアは無限です。



2014/03/16

食文化と調理家電普及におけるキャズム

日本では、どこの家庭にも電気炊飯器はある。世帯普及率は限りなく100%に近いのではないだろうか。

1955(昭和30)年に、東芝がはじめて自動式電気釜を発売してから、なくてはならない調理家電になった。その間、ご飯離れが話題になったこともあるが、世代を超えて日本人にとってご飯は大切な主食であり、電気炊飯器は必需品です。

日本では食の多様化が進み、食の欧米化においては、学校給食でのパン食が果たした役割は大きいが、家庭では食パンを買って来るのが基本です。日本人がパンを嫌いでないことは、町に多くの美味しいパン屋があることからも分かります。

ホームベーカリーは、1987(昭和62)年に松下電器より発売され現在まで何度かのブームはあったのですが、炊飯器のような地位は獲得できていません。実際に家庭で使うと、焼き立てパンの美味しさは格別ですが、炊飯器のように普及はしていません。

そこには、食文化がキャズム[注]として存在します。

どんなに便利な家電製品になっても、キャズムを乗り越えるためには、技術的な課題以上に食文化の変化を起こし定着させる必要があります。経験の提案を生活の一部にするには長い時間が必要です。
 
 
 
 
[注]キャズム理論(キャズム理論)(大辞林より)
〔キャズム(chasm)は「隔たり,溝」の意〕
革新的商品やサービスが市場でシェアを拡大する過程で,容易に超えがたい「溝」があるとする理論。


2014/03/08

FBで広告してみました

FBの広告機能を使ってみました。
活動紹介のために作ったFBを皆さんに知ってもらうために、まずは友だちに紹介したのですが、もっとアクセス数を増やしたいと思い、自腹で20ドル分の広告をしてみました。

その結果、それまでの投稿のリーチが200未満だったのに、宣伝によりリーチが3000以上追加されました。半日ほどの間にです。効果にびっくり、20ドルが高いか安いか、このリーチの数がどの程度の最終目的効果に結び付くかはこれからですが、まずは認知して頂く上では効果絶大でした。

私たちは、日頃当たり前のように、goggleやyahoo、FBやtwitterを無料で利用しています。
ネット上の多くのサービス、情報が無料で利用できるのは、民法のテレビ放送と同じように、主な収入が広告で賄われているからだと誰もが知っています。しかし、その実態を本当に実感しているのは、広告代理店の担当者か広告を利用している企業の担当者ぐらいでしょう。一般の生活者(消費者)は、それを実感することはない思います。

私も、前職でデザイナーとして少なからずマーケッティングの現場に関わっていたので、「リーチ」「フリークエンシー」「オーディエンス」という言葉は知っていたし、デザインした商品がマーケットインしてプロモーションが打たれる時には気になったのですが、正直、実感はありませんでした。

FB(他のサービスもほぼ同様でしょうが)の凄いところは、一度広告すると、次々にいろんなメニューが提示され、小刻みに広告勧誘してくるのです。「限度費用を上げませんか」「オーディエンスを広げませんか」「広告期間を延ばしませんか」といったようにです。そして、確かにリアルタイムでリーチが増えているのが分かるわけですから、広告宣伝費としては分かりやすい使い方がです。しかも、オーディエンスのターゲットも定めることができるようです。

そして、もっとも凄いと思ったのは、これらのことが個人のレベルで、ネット上で簡単に申込み、設定でき、費用はクレジット払いできることです。費用も数ドルから始められるわけですから敷居は低い。FBは、これで儲けているのだと実感した一日でした。
 
 
 
 


2014/03/01

こんなものが・メイド イン ジャパン

私にとって英訳をお願いするときの強い見方がスイスのチューリッヒにいます。彼女は、夫と二人でミュージシャンとして活動し、昨年末には可愛い女の子も生まれました。仕事と子育てで忙しく頑張っている彼女のFBに、「海外で手に入る髪留めのゴムは緩くて使い物にならない・・・髪留めゴムは日本で買うに限る・・・これは欧州在住日本人の意見です・・・今度帰国したら大量に買って帰ろう・・・」というようなコメントを見つけました。

そうなんだ!でも、きっと中国製かベトナム製か、だろうなと思ったのですが、お子さんのお誕生日祝いを贈るのに、髪留めゴムを同梱してあげようと思い、近くのドラッグストアや100均、300均で探してきました。

そして、びっくり。ほとんどの髪留めゴムが「メイドインジャパン」なのです。

こんなに価格の安い、コストの厳しい商品が日本製であることに驚きました。考えると、きっと装置産業なので人件費がそんなに関係しないのか?輸送流通コストを考えると日本国内生産にメリットがあるのか?それにしても、中国製が少ないことに驚きました。

この件を、彼女に伝えたら、彼女も中国製だと思っていたようで驚いていました。

こんなところで、メイドインジャパンが評価されています。