2011/03/25

PDのためのスケッチ基礎の基礎・その1

プロダクトデザイナーにとってコンセプトは大切です。アイデアも重要です。でも、スケッチも必要です。芸術的な絵が描ける必要はありませんが、伝えるための手段としてスケッチを描く力を持っていることは必須でしょう。とは言っても、デッサンの経験もない。子供の頃から図画は苦手というデザイナーを目指す人も心配はありません。コンセプトとアイデアを視覚イメージとして描くことができればよいのです。
デザイン開発の現場で身につけたスケッチの基礎の基礎を伝えたいと思います。美術の基礎に基づいていてるとは限りません。あくまで個人的なノウハウですが、デザイナーを目指す人に役立てればと思います。

直線と曲線を描く

私は、アイデアスケッチを描くのにボールペンを使います。鉛筆でもよいのですが、ボールペンの方がすべりが良いので、線の勢いを感じますし、スムーズに描けます。そのため、アイデアもスイスイ出るような気がします。
まずは、体操のつもりで用紙(A4)に水平、垂直、斜めの線をみっちりと描いて腕の動きをスムーズにしましょう。

その次は、円を同じように、小から大まで描いて腕の動きに自由度を与えましょう。自由な動きが自由な造形を生み出すスケッチ表現を可能にします。



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