2012/12/06

色を学ぶ

私の担当する「色彩論」は、デザイン工学科2年生必修の講義です。プロダクトデザイン領域、建築空間デザイン領域、エンジニアリングデザイン領域全ての学生160名以上の受講者がいます。
15回の講義では、「色とは?」「色の歴史」「ゲーテの色彩論」「色彩心理」「カラーユニバーサル」「日本の色」等々、色についての知識を考えながら身につけてもらいたいと思っています。そして、最も重要視していることは、「明度」「彩度」「色相」と「混色」「配色」の理解です。そのために行っているのが宿題として出している「絵具の混色」や「色紙の配色」演習です。
普段、「好き嫌い」で語りがちな色について、論理的な理解をした上で表現の基礎を体験してもらいたいと思います。そして、楽しみは提出された演習レポートを見る、読むことです。私の出す演習レポートでは文章で説明することを求めます。色についても説明することが求められるからです。・・・しかし、160名のレポートに目を通すことの大変さを学生がどこまで理解しているか・・・



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