2011/04/01

PDのためのスケッチ初級・その3

色鉛筆で描く

私は、普通の鉛筆で描くことはほとんどしませんが、色鉛筆は使用します。色鉛筆はボールペン程ではありませんが、消しゴムで消すことが難しい画材です。基本の考え方は、デザインにとってのスケッチは上手く描くことではなく、アイデアを記録するということです。ですから、一旦描いたものを消すことは、折角のアイデアを消すことになると考えます。
色鉛筆の色は、濃い目のものを選びます。私は、Ulutramarineを良く使います。その他には、Purple,Violetが好きです。鉛筆はカッターで自分で削りましょう。手先の訓練になりますし、気持ちを落ちつけるためにも大切なことです。(プロとしてよりスピーディに描く場合は電動鉛筆削りもOK)

今回は、Ulutramarineの色鉛筆を使用して、iPadのACアダプターを描いてみました。ボールペンのように滑りはよくありませんが、柔らかな感じは、それに合ったイメージを表現することができます。

iPadのACアダプターの基本形は直方体ですが、稜線のRが大きいので柔らかな造形です。このような形を表現するには色鉛筆は有効です。また、ラバーや柔らかな質感を表現するときには最適です。

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