2011/04/03

PDのためのスケッチ復習:その1

直方体パースペクティブ

ここまで描いてみて、やはり大切なのはパースを如何に上手く描くかだと思うのです。デザインの場合、最終的には立体として実在させるわけですから、立体物としてだれもが理解できることが大切です。そのためにもっとも大切なのがパースです。
二点透視法、三点透視法については、多くの本やネットでも手法を知ることができると思いますが、私が大切にしたいのは、視覚体感として理解できることです。
もう一度、単純な直方体の椅子を描いて、ポイントを確認したいと思います。


 左右ともにボールペンによるフリーハンドで描いています。左は、等角投影に近い感じ、右はパースをきつめにしてみました。(アップして冷静にみると少しパースが狂っているところもありますが、お許しください。)意図的に、対象物によって、描き分けられることが大切です。
落ち入りやすい、間違えやすい例を描いてみました(少し極端かもしれませんが)。ポイントは、ふたつあります。
①逆パース:消失点が乱れていませんか。
②奥行き方向の位置関係:遠くは狭く見えるものです。
さあ、もう一度、パースをしっかり取るようにしてみましょう。

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