そこに目を付けたのが同窓会会員名簿ビジネスです。私の場合、高校も大学も同じ会社が名簿管理を請け負っています。定期的に名簿の確認、販売の案内が来ます。
背景には、個人情報の扱いが厳しくなったことがあります。そもそもOB会、同窓会は、有志によって運営されている場合が多いと思います。毎年卒業生を出す学校の同窓会は、会員数も増えて幹事の仕事は大変です。そこに、個人情報の扱いが厳格になり有志ではどうしようもなくなったのでしょう。
今もあるのかどうか??知りませんが、昔、「ゆびとも」というネット上の学校同窓会サイトがありました。私も利用しましたが、最近、あまり話を聞きません。どんなにネットが普及しても、郵便の方が確実なのでしょう。先に紹介した業者は、着々とびビジネスを広げているように感じます。
同窓ビジネスの基本サービスは、まず、名簿の管理です。これで、同窓会幹事は個人情報管理から解放されます。次に名簿の作成販売、そして、新たな同窓会員を見つけることです。同窓会は、新たな卒業生が生まれたらその名簿を管理会社に渡し、同窓会を開催するなど必要に応じて案内を発送してもらいます。
今は、同窓会に関わる案内だけに限定されていますが、様々なビジネスチャンスを生む可能性を感じます。その基幹は個人情報セキュリティだとは思いますが。
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