2011/03/25

PDのためのスケッチ基礎の基礎・その2

プロダクトデザインにとってのスケッチが平面デザイン分野のスケッチと異なる点は、立体を表現する手段であることです。紙という平面上に立体物を表現することです。その基本となる立体が立方体です。立方体をしっかりと空間の中に表現することができること、これがスケッチの第一歩です。

立方体を描く


立方体を立方体に見えるように描くには、遠近法を理解する必要があります。それは、そんなに難しいことではありません。近くのモノは大きく、遠くのモノは小さく見える。このことを忘れないようにすることです。
立方体の隠れた側の稜線を描いてみましょう。立方体として矛盾していないかがわかるはずです。その次は、各面のセンターラインを描いてみましょう。A-aの長さはa-Bの長さよりも長くなければなりません。

単体で立方体が描けるようになったら、三次元CGでグルグル立方体を回すように、いろんな角度から描いてみましょう。これが自由に描けるようになると、頭の中に描いたイメージを自由に空間の中に置いて見ることができるようになります。


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