2011/03/31

PDのためのスケッチ初級・その1

マーカーを使う



これまでは、画材はボールペンだけでした。でも、少し描くのに時間は掛かりますが、マーカーや色鉛筆を使用するとデザインを伝える力が強くなります。今回は、青のボールペン(実は、私は4色ボールペン+シャープペンシルを使用しています。今回はその中の青を使用します)に加えて、マーカー一色、色鉛筆一色を使用します。それも青系のものです。青である必要はありません。他の色でもOKですが、同系色にすることでカラー配色に悩まず、あくまで造形中心でスケッチを進めます。
それと、もうひとつ円定規(私は肋骨定規と呼びます)を使用します。


スケッチ対象は、PC用のマウスです。ここでも基本はフリーハンドです。これまでと違うのは、ラフなラインが決まったらマーカーで陰影を付けます。その後、定規でアウトラインを決めていきます。最後に色鉛筆で調子を整えます。黒の中太のサインペンを底面部の境目に使用するとものとして、よりくっきりを見せることができます。
今回は、グリップ感を良いデザインを考えてみました。考えていた時間も含めると40分強かかっています。やはり、画材を増やした分だけ時間がかかっています。

注)マウスのように、手で持つものはスケッチだけでデザイン作業を進めてはいけません。スケッチよりも簡易モデルを削って、グリップ感を確認し、造形を詰めるべきですが、今回のスケッチはその前段階、または簡易モデル作業の間のプロセスだと考えてください。

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