2011/03/27

PDのためのスケッチ基礎の基礎・その4

球を描く



球は、平面上では円です。平面上の円を球に見せること。空間に球として存在させることが必要となります。円を描いて色いボールをイメージします。イメージを助かるために球の中心点を含む水平面上の線(地球の赤道線)を描きます。もう一本、中心点を含む垂直面上の線(地球の子午線)を描きます。そして、「この円は球だ」と思い込むのです。
影も大切です。そのためには、いろんな光の中(空間の中)で球体を観察することが大切です。その行為の中で概念的に球と見えるための法則がわかってきます。基礎の基礎では、素材は石膏のような反射のない白い球体をイメージします。光源は左上を想定します。自由に光源の位置を変えることは次のステップとして、光源は当分の間、左上で考えましょう。というか、私の30年のデザイン活動の中で、スケッチレベルではこれ以外の光源位置は使っていません。

右図は、円柱の両側に半球を描きました。カプセルのような形です。

左図は、球体に球体をスタッキング(重ね合わせる)できよう様な凹みを付けてみました。

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