2013/12/05

就活スーツって何?

今日の話題は、就活生には有用ではないかもしれません。あくまで私見ですので、実行しない方が良いケースも多いことを先に述べておきます。

 
121日から採用活動が解禁になり、企業説明会が開催されていますが、そこには同じように黒のスーツを着た学生が列を作ります。会場近くの駅では群になって見かけることもあります。誰が決めたのでしょうか?あの個性のないスーツを。
 
私が知っている限り、会社側が黒のスーツを指定することはないように思います。その方が良いイメージを与えることができると忖度しての結果でしょう。これまで多くの企業説明会で採用担当者の方のお話をお聞きしましたが、大手通販会社の採用課長は「面接には自由な服装で来てください、我社は個性を評価し判断します」と言うのを聞いた以外には、肯定否定も聞いたことはない。採用側も特に気にしていないのだろう。
 
そもそも、採用活動は学生個々の能力、性格といったものを見つけ出そうとする行為のはずです。なぜ、服装に個性を認めようとしないのでしょうか。何時からでしょうか?以前は、グレーや紺のスーツも混ざっていたように思うのですが。今のようになったのは、大手のスーツ販売店が大々的なコマーシャルを打ってからかもしれません。背景には日本のビジネスマンの画一的なスーツ姿があるのかもしれません。
 
もし、企業側が「面接は、黒のスーツ以外でお越しください」と、ドレスコードを指定してきたらどうなるでしょうか。学生は、どんな服装がその企業に向いているかを考えるでしょう。その結果、どんな服装で来るか、採用担当者も面接の日が楽しみになります。似合わないスーツで来られるよりも、よほど、その学生の個性を判断できるでしょう。
 
企業の採用担当者の方に提案です。黒のスーツ以外での面接をしては如何でしょうか。個性を活かす人材が発掘できるかもしれません。あくまで私見です。

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